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未勝利日記

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2002/07/12(金)

魔術師大全(森下一仁/双葉社/2002.6.25)読了。

魔術についての本はけっこうたくさんあると思うのだが、そういう本を書く人は たいてい魔術に魅了された人であって、冷静に書きはじめてあったとしても 徐々に冷静さを失って、内容が眉唾になることが多い。

だが、この本は魔術に魅了されていないSF作家が、魔術に魅了された人に ついて書いた本である。眉につばをつけて読む必要はなく、内容も信頼できる。 その一方で、もし魔術が大好きという人間がこの本を読んだとしたら、冷静な 分だけ魅力に乏しいと感じるかもしれない。

クモ学(小野展嗣/東海大学出版会/2002.6.20)読了。

クモの本。表紙からして蜘蛛だらけ。カラー写真付き。うーむ、蜘蛛好きには たまりませんなぁ。

中学校の頃、教室の窓からよく小さな蜘蛛が飛んできたものであった。季節は いつだったか忘れたけれど、半袖の腕の上を小さな蜘蛛が這っている様子を ずっと見ていた記憶がある。

ニックとグリマング(フィリップ.K.ディック/筑摩書房/1991.8.25)読了。

ディックにしてはまともな話のような気もするが、それでも結構ヘン。

明日から旅行

出雲方面へ行く予定。

2002/07/12(金)

既に予言されていた出来事。

オレは記憶力に劣るので、人の話をあまり覚えていない。だから予言されていた ことにも、その予言が実現されるまで気付かなかったのだ。

で、出雲旅行の一日目は午前中はまだ東京にいてだらだらと荷作りをしたりして いたのであった。それから飛行機で出雲空港へ。この時、羽田で飛行機に乗るときに まねきねこSFファンクラブの女の子に会ったのだが、よく見る顔なのに名前は全然 覚えていないのであった。タラップというかはしごというかの前で話していたら、 ほぼ最後の搭乗になった。出雲空港では松江にいくという女の子と別れ、といっても 飛行機の席は別だったので、全然話し込んだりはしていないのだが、出雲市へ行く。 空港からの連絡バスが禁煙でなかったら、タクシーで行こうと思ったのだが、 幸いにも禁煙だったので、バスで行く。あまり旅行をしないから、何が禁煙に なっているかよく知らないのであった。SF大会から空港へのシャトルバスも 禁煙かどうかよくわからなかったので、危険を避けるためにパスしていたのだ。

とにかく、出雲市に到着。ホテルに荷物を預けてから、出雲大社に行こうと思ったが バスも電車も30分以上先であった。出発が10分早いバスで出雲大社に行く。行き先に 出雲大社と出雲大社正門とかいうのがあったので、門から遠いのかもしれんと思い 終点の出雲大社まで乗る。これは正門でないだけあって、なんかバスの操車場の裏口 から歩いていると、駐車場を通っていつの間にか境内に入っていた。参拝するのに こんなところから入っていいのか。

とりあえず、手を洗って口をすすいでから何か神社らしい建物の前に行くと、 なにか礼拝の仕方が書いてあって、そのとおりに柏手を打って礼拝している 人がいるのだが、建物の中では神主が祝詞をあげておはらいをしていて、 そのお祓いの声が参拝客の柏手で聞こえなくなるので、これは何かおかしい のではないかと思い、とりあえず、周りを歩いてみると、八足門というのが あってその奥にあるのが本殿らしいことが書いてあった。その先には入れない ので、ここで参拝しようかと思ったが、既に気を削がれていたのでやめておいて、 宝物館をに入る。入口で巫女姿(だと思ったがよく覚えていない)の女性から 入場券を買って、二階に昇るとまた似たような女性がいて半券をもぎられる。 なんか、微笑んでいるので、日本人らしくあいまいに微笑んで中に入り見学。 昔の出雲大社はすごく高い建物だったらしく、再現模型とかをみると長い長い 階段が掛かっている。で、この階段は昔夢に見たどこまでも続くエスカレータ に似ているなとか思って、それ以外の雲とかを拝観し、入口から出ようとすると もぎりのお姉ちゃんがいないのである。席をはずしてもいいのかなぁとか 思いながら、また1階まで降りてくるともぎりのお姉ちゃんが、入場券を 売っているではないか。ここでようやく、オレは、もぎりのお姉ちゃんと 入場券を売る人が同じ人だと気付き、お姉ちゃんが入口で意味ありげに 微笑んだのは、そのテレポーテーションを自慢してのことだったと、 ようやく気付いたのであった。と同時に、このネタを少し前に、水木しげる の妖怪めぐりとかを目的に出雲地方に旅行していたO河内氏から 聞いていたことを思いだしたのであった。ちぇっ、ネタに出来ないじゃん。

それから、絵馬とか見たのだが、出雲大社は縁結びの神社ということで、 そういう絵馬が多い。中には、いつまでも一緒にいられますようにとかいう ラブラブな絵馬もあるが、たいていはご縁のない方の絵馬であって、 そういうのを見ているととても嬉しい。特に、娘や息子の結婚を願う親の 絵馬が、いかにもという感じで面白かった。また、「お医者と結婚で出来ます ように」とか「今年中によいひとにめぐり合えますように」とかいうのも 笑えるものであった。しかし中には、縁結びと関係ないことも書かれていて 「おばあちゃんが元気になりますように」という小学生の絵馬を見ていたら、 エゴまるだしの絵馬の中に混じっていたせいか、泣けてきて、おそらく、 おばあちゃんは老齢で回復は無理なのではないか想像された。が、その瞬間、 このネタもすでにO河内氏から聞いていたような気がしてきた。

それから、本殿の裏に回れるので、そっちに行くと、スサノオを祭った社が あって、オレなんかにとっては、オオクニヌシなんかよりスサノオの方が 物語の主役という感じで、こっちは参拝しようかと思って近づくと、なんか ゴミみたいなものが、置いてあって、こんなことをしてスサノオが黙っている 訳がない、きっとすぐにでも暴れだすに違いないとか思ったが、更に近づいて 見ると、それは紙パックの酒やワンカップの酒であった。容器はゴミかと思った 程だが、まぎれもなく神に捧げられた酒なのである。この信仰心があるうちは スサノオも鎮まっていることであろう。が、どうもスサノオの話もO河内氏から 聞いたような気がして仕方がないのであった。

今度は正門からでて、電車で帰ろうと駅に向かって歩きながら、そば屋を探すが、 なんか店がみんな閉まっているようで、みやげ物屋も蕎麦屋も人がいない。 一畑電鉄の駅に行って切符を買ってホームに行こうとしたが改札に人がいないので うろたえていると、みやげ物屋のおばちゃんから電車の時間はまだだと言われて 時刻表を見直すと、30分以上時間があった。もう一回蕎麦屋に戻ってみたが まったく人の気配がなく、声をかけても、もし粉から打ちはじめるとかいうことに なると30分では間に合わない可能性もあり、駅の待合室にもどる。なんか床が汚れてい るなぁと思ったら、ツバメの糞に注意という貼紙がしてある。上をみると、 もうずいぶん大きな雛が甘ったれて鳴いていたのであった。そういえば、 ツバメのこともO河内氏が言っていたような気がする。 で、電車が来てみると、バスみたいに整理券を配る機械がついていて、 いやぁ、やっぱり地方の私鉄は厳しい経営なんだなぁと、この時は思ったのであった。 なお、自転車を車内に持ち込めますという看板もあり、そばにレンタサイクルも あったので、しまった電車で来ていれば先にレンタサイクルに気付いたのにと 思ったのであった。

出雲市にもどると、それまでの駅は全部無人駅か、人がいても古びた駅だったのに、 ここの駅だけは高架になっていて、たいそう立派であったが、どうも無駄に金を 使っているという気がして仕方がなかった。それから、ダイソーで買ったガイドブック に載っている蕎麦屋に行こうと思ってしばらく歩き回ったが、どうしても見つからない ので、駅前の蕎麦屋に入ろうとしたら、なぜか、そこはホテルのフロントだったので、 引き返そうとしたら、フロントのおばさんに、「お食事ですか、食堂は二階です」 とか言われて、二階に案内されてしまい、そこは一つの食堂を二つに分けてあり、 どうも、半分は宿泊客用で半分は一般用らしいのだが、一般用にひとりおじいさん がビールを飲んでいるだけであった。で、おじいさんが話しかけてきて、「ここは 蕎麦がうまいからそれを頼むといい、それから、刺し身と生ビールがうまい」 それで、まあ蕎麦を頼んだのだが、これが、驚く程黒いのであった。そしてこれも O河内氏によって予言されていたことを思い出したのである。そばはやや固く、 味も癖があるものの、不味くはなかった。そして、オレは出雲蕎麦は黒いのだと 思ったのであった。この時は。

それから、部屋に戻ってビールを飲んで寝てしまったのである。

2002/07/13(土)

玉造温泉

昨日いきそびれた蕎麦屋に行こうと、今度は店に電話を掛けた。そしたら、 廃業しましたとのこと。そして、なんかこれもO河内氏から聞いた話の ような気がするのである。仕方がないので、駅の中にあった蕎麦屋で 割子そばを食べる。結構うまい。しかも、昨日たべたそばと違って 黒くない。ふつうのそばであった。昨日の店が変わっていたのか、 この店が観光客向けに癖のないそばを出しているのか。

それからどこかに行こうかとも思ったが、時間が半端だったのでやめて、 駅の待合室でなんか刑事ドラマをやっているのをみたり、後で買うおみやげ の味見として「若草」というお菓子をちょっと買ってみたりする。そのあと、 電車に乗ろうと駅のホームに出たら、急に土砂降りの雨。ホームの待合室は 周りが囲ってあったのでほとんど濡れずに済んだけど。で、電車はやはり ワンマン電車なのであった。JR西日本という大会社の経営なのに。

玉造温泉駅に着くと、分不相応なくらい立派なバスが待っていて、それに乗って 玉泉という旅館に向かう。旅館についてすぐ受付け。

嫌煙シール。

なんといってもこのSF大会の最大の特徴はこの嫌煙シールと嫌酒?シール なのである。受付けで、「タバコの嫌いな方、お酒を注がれるのが嫌な方は 貼ってください」と配っていたシールで、オレはすぐに参加証に嫌煙シール を貼ったのであった。SF界といえば、古代の恐竜が煙を吐きながらのし歩いて いるようなところで、オレはそういうのが嫌で、あまりイベントには参加したくない し、まして、ネットという煙の届かないところで交流できるものをわざわざ 一ヶ所に集めて煙の中に閉じ込めようなどというオフ会などには参加しないこと にしているのだ。だが、嫌煙がちゃんとなされるなら、もう少しイベントに 参加してもいいという気もする。

しかし、SF界では先達の影響が非常に大きく、それというのも日本SFファンダム の草創期から活躍しているファンが今でも大きな影響力を持っているし、ビッグ ネームファンからプロになっても、ファン活動は継続していたりするからで、 それらの先達の全員ではないにしても多くの人が喫煙者であり、世間では 会議といえば禁煙が常識となっているにも拘らず、ファングループ連合会議では 会議中の喫煙が認められていたりするくらいなのだ。他の分野でSFファンが時代の 先端を走っているかどうかはまったく不明だが、タバコに関しては断然時代の 最後尾を独走しているのである。

オレも馬鹿ではないから、来年以降のSF大会で非喫煙者に対する配慮が なされるなどと楽観はしていないが、今回非喫煙者に配慮した以上、 ワールドコンの時には「タバコを吸わない人がいるとは思わなかった」 という言い訳は出来ないだろう。

この嫌煙シールについては暗黒星雲賞の自由部門に投票したのだが、 1票でもこんな投票があったと取り上げられたものもあったのに、 まったく触れられなかったのは何故だろう? というか、喫煙者の 陰謀に違いない。

ファングループ連合会議

とりあえず、加盟しているので会議に出席。会計報告とかあったのは当然ながら もよし。星雲賞、「死神の惑星」が次点だったら、異議申し立てしようと思ったが、 次点ですらなかったので、がっかりして放置する。というか、日記を読んでいる限り では「死神の惑星」もっと票をとってるはずなんだけどなぁ。どっかに葉書を 紛失したりしてないかと疑う。

形式的には前議長の時よりもしっかりしてきてはいるようなのだが、 だからといって、そんなにちゃんとしたものではないというのが 今のところのオレの印象。

開会式

連合会議までに合流していた志村氏、吉室氏に加えて宇都宮氏とも合流。 開会式のある畳の上で前に詰めてという言葉のままに前に詰めていたら、 横のほうから手を振る人がいるので見てみると、明智(夫)であった。 そういえば、5月くらいに、星雲賞にノミネートされているから 7月13日、14日の予定を空けておいてくれなどと、根拠もないのに 言ってしまったのであった。それてとは関係なく、星雲賞ノミネート 者はみんなゲスト招待したみたいではあったが。で、明智(夫)の 隣に居るのは、顔を覚えるのが苦手なオレには自信が持てなかったし、 死神の惑星のあとがきほどには太って見えなかったので、さらに 自信は薄らいだものの、明智(抄)らしいのであった。

なんか鬱陶しい司会を聞きながら、やはりトチっても愛敬のある尾山さん の方がいいなとか思いながら、ファンジン大賞の発表を待ち、 ようやく創作部門の発表になって、我らが電気風見鶏氏の「輪の森」の 受賞を確認する。更に、選評として次点が平田真夫さんの作品だとの言葉があり、 「でならひ草子」勢の質の高さがアピールされたのであった。

しかし、電気風見鶏氏は体調が悪く、挨拶は単に同人誌の宣伝のみであった。

開会式終了後、明智夫妻に「残念でしたね」などと声をかけてすぐに分かれ、 松の湯に向かうパスに乗る。

夕食

夕食まで時間があったので、風呂に入りに行くが、企画のないこの時間が風呂の 時間ということで大浴場は満員と言われる。で、松の湯を出て、ゆーゆランド だかなんだかもう名前を忘れたところに行くが、オレはお金を部屋の金庫に 入れてしまったので、宇都宮さんに借りて風呂に入る。露天風呂の方に 二段になった風呂場があり、上の風呂からお湯が滝のように落ちているのだが、 その上の風呂にお湯を注ぐところからはほんの少ししか流れ込んでいないと 騒いだのに、誰も不思議に思ってくれない。

さらに風呂上がりにお金を借りてジュースを飲む。

だらだらしてから夕食。このあと企画があるのにとか言いながら、ビールがつく のでは飲まない訳にいくまいとビールを飲む。あらかじめ予想されていたとおり のすごい量の料理であった。お茶が出たので、終わりだと思って帰ろうとすると 仲居さんが必死になってとめる。部屋を出掛けている人は追いかけてとめる。 なにかと思ったら、果物が出るというのだ。「きっと、でかいスイカに違いない」 と隣の宇都宮さんに言ったら、やっぱりスイカだった。

SF創作講座

企画までに宅急便で送った荷物を受け取られねばならないので、吉室氏、宇都宮氏 に手伝ってもらって荷物を運ぶ。それから、企画をやっている間にディラーズルーム の荷物受取の締切時間になってしまうので、成恵同盟の神崎さんにそっちはお願い する。

そーいや、今年って企画申込みの時にレイアウトとか描かなかったような気がしたが、 どうなってたっけとか思っていたが、テーブルが必要と言ったらテーブルを持ってきて くれた。いらないものが置いてあったりとかもしたが、とりあえず企画開始までには 片づいた。

しかーし、司会を頼んであった尾山さんが来ないのであった。ケータイに電話して みると今からでるとのこと。そして、来てみると浴衣になっていて、着替えていて 遅れたということでした。

今年は去年講師をしていただいた、久美沙織氏、森下一仁氏、三村美衣氏が 参加できないということで、新たに、SFマガジンレビュー担当柏崎玲央奈氏、 SFJapan編集長大野修一氏(アニメージュ編集長と自己紹介してました)、 角川春樹事務所編集者中津宗一郎氏を迎え、ずっと講師をしていただいている SFマガジン編集長塩澤快浩氏といった編集者中心の講師陣となった。

しかし、これが作品を提出している身からすると結構きつかった。つまり きびしい批評が多かったのである。特に大野編集長のお言葉はなかなか のものでありました。去年までだと、森下先生が誉めてくれたり、 久美沙織先生が誉めてくれたりしたのだけれど。もちろん、誉められる よりは欠点を指摘された方が参考にはなるのです。

結構詳細な批評があったりして、前半はなかなかすすまず。後半になって 質問への答えを簡略化するなどしてややペースを上げたものの、 企画時間を30分オーバーしてしまいました。昨年より応募作品数が 少なかったのでかなり1作あたりの時間はかかっていると思います。

そのあとオレが、引退表明して、平田さんが今後の相談をするというので、 何人かで平田さんの部屋に行く。家族部屋で、創作講座の今後について 相談。宇宙くんの睡眠を妨害する。

その後

まねきねこSFファンクラブの20周年記念パーティに顔を出す。ここでは 「でならひ草子」をさばいてもらっているので。というか一応会員。 電気風見鶏氏のファンジン大賞創作部門受賞祝いも。 しかし電気風見鶏氏は体調悪いのかのたーとしていた。ちょっと飲んで ディーラーズに行くために玉泉に行こうとすると松の湯のロビーで 神雅紀氏と飛鳥真瑠璃氏とさとう水氏が話していたので無視するわけにも いかず、しばらく話す。それから神さんに案内してもらって玉泉へ。

ディーラーズを覗くと、やはりあまり売れていなかった。が、お金は結構入って いたのでお金を回収して、付録を置く。いや、単価が高いからね。

ディーラーズで買いそびれた方、SF大会に参加できなかった方のために、 ファンジン大賞創作部門を受賞した電気風見鶏氏の(受賞作ではなく)新作の 掲載されている「でならひ草子五号」はコミックマーケットでも販売します。 8月11日まねきねこSFファンクラブのスペースにて。

それから松の湯にもどって寝た。もう年だから、徹夜はしないと決めているからね。

2002/07/14()

SF大会二日目

とりあえず、問題なく起床。ぜんそくも起きていない。朝食は以外にも普通の量で あった。ここでもうひと押しあれば、多くの人が降参しただろうに。

朝食後、大浴場に行き、露天風呂にも入る。シャンプーが黒かったので驚いた。 それから、企画でほとんど売れなかったでならひ草子を、まねきねこの阪上さんに 売ってもらうために、阪上さんのところに宅急便で送る。一応、送る前に声を 掛けようかとも思ったのだが、部屋は空であった。(そりゃあ、朝食に行って いたのであろう)勝手にどんどん送りつける。

それから、玉泉に行ってディーラーズをちょっと覗くとまた金が入っていたので 回収してから閉会式に。今度の司会はかなりマシでした。とはいえ、暗黒星雲賞の 発表とセンスオブジェンダー賞の発表以外はあまり聞いていなかった。暗黒星雲賞は 嫌煙シールの名前が挙がらなくて陰謀を感じる。昨日の企画のあいだでならひ草子を ディーラーズに置いていて、その間付録なしで販売してしまったので、 付録をもらっていない人は大会受付けで受け取るようにアナウンスしてももらう ことになっていたが、オレが手元に持っている付録を見て、となりに座っていた 人が「その付録もらっていません」というのでさっさと渡す。

ディーラーズの撤収が12時で、閉会式が11時30分くらいまでかかり、それから 大会受付けに行って付録を取りに来る人を待っていたが来ないので、実行委員会の 人に付録を渡して、誰も取りに来なかったら処分してくださいと頼む。ディーラーズ に戻って片付けていると、星野青猫さんがなぜかすぐそばで人と話をしていたので お体は大丈夫ですかとか聞いたり。そしてなぜか、付録を取りに来た人がいたので 渡す。あとは、もう、段ボール箱いっぱいの本をフンガーと持ちあげて、 宅急便受付けまで運ぼうとしたら、途中で力尽きて、休み。そしたら親切な人が 運ぶのを手伝ってくれてなんとか宅急便で出せた。これもまねきねこの阪上さん のところへ。

しかし、頼んでばかりというわけにもいかないので、まねきねこのコミケの店番を 引き受け、サークル入場券を渡される。

それから、玉造温泉駅まで行き、電車を待って再び出雲市へと引き上げたのでした。 駅の売店で、昨日食べたら結構うまかった「若草」を土産に買い、駅の蕎麦屋で 三食割子そばを食べ、結構眠かったのでチェックインできる時間になりしだい ホテルに行き、すぐに眠ってしまったのであった。

今住んでいるところは結構粗末なアパートで、布団を敷いて寝ているので、 まあ、ゆっくり寝るために5000円くらい払ってもいいやという感じで、 夕方起きるものの、コンビニでパンを買って食い、再び眠るのであった。

2002/07/15(月)

何もしない

10時にチェックアウトなので仕方なく起き、また駅の蕎麦屋で割子そばを 食べる。今回は一枚追加の四枚を食べたのであった。それから、空港への バスが出るまでずーっと駅の待合室で本を読んでいた。目の前にアイスの 自動販売機があったので、買って食べていたら、唇を噛んでしまって、 アイスを舐めるたびにべったりと血がつき、それを人に見られるとまずい かもと思い、またすぐに口に入れるというようことをしてたちまちのうちに 食べてしまう。そのうち、隣にじいさんが来て座り、タバコを取り出して 口に咥えたので待合室から退散して、外のバス停で待つ。少し雨がぱらついて きた。

飛行機は若干遅れて東京に到着。売店で近代麻雀を購入。家に帰りついて から、薬の残りが少ないので医者に行こうかとも思ったが、台風が近づいている みたいだし、面倒だったのでパスしてしまう。それより、洗濯が先だ。

2002/07/16(火)

仕事がトラブッていた。

本当は今日も休みの予定だったが、いろいろ都合により午後から出社することに。 行ってみたら、トラブルが発生していて、しかも最初はデータが悪いのではとか 言っていたのに、実際にはオレの作ったプログラムが悪かったことが判明。 フロアの最終退出者(の3人のうちの一人)になる。 (そんなわけで、創作講座の今回の一番と多くの人が認めるフラグの設定は 当たり前すぎて全然ピンとこないのですよ。ネタ自体もオレも数回口にしているし 他の人もよく口にするごくありふれたものとしか思えなかったし)

2002/07/17(水)

まだトラブル。

朝になってトラブルの原因が確定する。その結果影響範囲が思っていたよりも 大きいことが分かり、オレ以外のひとが主に失われたデータの回復に走る。

2002/07/18(木)

まだトラブル。

昨日の夜中に動いていた回復処理は失敗していたことが判明する。しかし、 だんだん先は見えてきた。この日は定時で帰る。医者に行って処方箋をもらうも、 薬局で薬が切れているので、明日また薬局に行くことになる。(この薬局は いつも翌日渡しだ)

2002/07/19(金)

まだトラブル

またも回復処理の一部に問題があったもよう。だが、だんだん影響範囲は狭まって いる。オレにはたぶん関係ない別のトラブルもあった模様。また、トラブルがらみ で、客からの新規の要望もあった模様。とはいえ、この日はトラブル関係で遅れていた 本来のスケジュールをこなす。

SFマガジン・ベスト NO.1(SFマガジン編集部編/早川書房/S38.12.15) 読了。

SFセミナーで牧さんから買った本。ベストの上にNO.1なだけあって、かなり 面白い。さすがに読んだことがあるのもけっこうあるけどね。ジュディス・メリル の短編が秀逸。今の日本では出版不可能だが、ミュータントものの中でもっとも かわいい赤ちゃんとオレは思う。

2002/07/20()

だらだら

SF大会が終わったら、小説を書くペースを上げて1日2枚にしようと思っていたのに 2枚どころかエディタを立ち上げもしない。いいや、もう。どうせ書いたって、 あんな小説と同レベルのものしか書けないんだから。

そんなわけで、またも大悪司をやってしまう。しかも、じいさんと戦ってしまう。 やっぱ強いよじいさん。このじいさんなら、負けて悔いないし。それより、あんな 小説と同レベルっていうほうがよほどくやしい。

タヌキは先生、キツネは神様(竹田津実/学研M文庫/2001.3.22)読了。

いや、勤務先のすぐ近くの図書館の動物学コーナーにあったので借りたのだが、 副題「人間の社会は何か変ですよ」をちゃんと目に留めていれば読まなかった のにと自分の不注意が情けない。要するに、これは動物をダシにして、 著者の社会に対する不満とかグチを書いた本なのだ。

それでも、最初の方はそのダシとなる動物の話も結構あるのだが、少し過ぎると もう動物のことは前振りだけという感じで、著者の子供の頃の思い出になってみたり グチをいってみたりでどうしようもない駄文が続く。全体の三分の二は このどうしようもない駄文。

とりあえず、今年のワースト1に入れておきましょう。唯一の救いは図書館で 借りたのでお金を払っていないことだが、今のオレにとってはお金より時間が 大切なのだ。というわけで、オレの時間を返せーと叫ぶ。


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