未勝利日記

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2008年12月23日 (火)

○不況の時に売れるもの

不況の時は、安いものが売れる。思うに、地上波デジタルテレビを安く売れば 売れるんじゃないかと思う。でも、安く作れない。その理由はハイビジョン対応 にするためには、ディスプレイを含め、様々な点で要求が厳しいという点と、 著作権保護のための機構に金を払わなければならないためである。

そこで、ワンセグの地上波デジタルチューナーを作ればよいのではないか。 ワンセグは画質が悪いから、ハイビジョン対応にする必要がないし、 アナログテレビで見るなら、画質が悪くてもよいと割り切る。 そしてワンセグのよいところは、著作権保護のための装置がついていない ことである。これで安く作れる。問題は、いまのアナログテレビより 画質が悪くなるんじゃないかという点。

視聴者は画質がよくなることを望んでいないとしても、多少なりとも金を出して 画質が悪くなるのは、やはりまずい。もし、技術的に可能なら(ツーセグとか いう形でも)情報量を多くして、今のアナログテレビと同程度の画質で、 著作権保護機構のないチューナーを作れば売れると思う。

○アマゾンの無駄に大きな箱

アマゾンが通販に使っている箱は、無駄に大きい。どうしてこんな無駄なことを しているのかと考えてみた。考えただけですぐにわかった。いや、独断だけど。

これは箱詰めの機械の精度を下げるためだろう。機械の精度が高ければ、 必要十分な箱にきっちり詰め込むことが出来る。けれども、精度が高い と製造コストがかかるし、また、精度が高いと言っても時々は故障する。 流れ作業で故障が起きると、全体に影響するし、精度が高く故障が非常に少ない 機械は作れないか、非常にコストがかかる。

それよりも、大きな箱に余裕をもって入れるようにすれば、精度の低い機械で済むし、 故障も少ない。きっちり箱詰めするには、ソフトも複雑になるし、バグも発生しやすい。 今の技術なら、ソフト的にもハード的にもきっちり詰める機械は作れると思うが、 故障やバグを考えると、きっちりつめない方が安上がりだということだと思う。

これは、一般のソフトウェア開発にも言えることで、複雑なことが出来るだけの 技術力があっても、複雑なことをすればそれだけバグは出やすい。バグを出さない コツは複雑なことをしないのが一番だ。