Last modified:

未勝利日記

Generated by nDiary version 0.9.4

2004年12月2日 (木)

○DVDを見る

昨日はレンタル屋が安い日だったので、DVDを三本借りて見た。 普通三本も見るとはずれがあるものだが、今回は三本とも面白かった。

人狼。押井守のアニメ。なんか公開時に誰かの日記で取り上げられていた 記憶はあるのだが、それがどんな内容だったかまったく思い出せないのだが、 これは傑作じゃないですか。宮崎駿が家族で見られるという枷を嵌められている とすれば、押井守の方が大人向けでは面白いかもしれない。 ただ、これは娯楽作品ではない可能性があるが。

プラネテス1。テレビシリーズのだから、これだけで完結しているわけではないが、 なかなか面白い。ナレーションと上役の声が気になるけど。

バロン。少し前だかだいぶ前だかに映画になった、ほら男爵の話。 現実と空想が一緒になってしまうというような構成は、ありがちで興をそぐと 思ったのだが、それほどでもなく、普通に面白い。 市長役がいい味を出している。

○画面の暗さ

DVDソフトのバージョンアップをしたら、画面の明るさを自動調節するという機能が 付いたというので使ってみようとしたが、残念ながら、CPUパワー不足でコマ落ち してしまう。ということはやはり声がおかしくなるのもCPUパワー不足かも知れないな。

そこではたと気がついた。無声映画のDVDを見ればいいんじゃないだろうか。 チャップリンとか見ていないのがたっぷり残っているのだ。 うむ、若いうちはいい作品を見るよりも流行作品を見て、 年をとったら名作を見るのがいいぞ、きっと。 白黒無声映画ならCPUパワーも必要あるまい。

2004年12月3日 (金)

○脳と心に効く薬を創る(鍋島俊隆)

脳と心に効く薬を創る【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

精神科で使われる薬を開発するにあたって、実験用のマウスに病状のようなものを 発現させたり、薬の効果を確認する実験をどうするかというような話。 それだけ読めばまあまま面白いのだが、どういうわけか、この本にはニコチン のことがほとんど出て来ない。酒が脳に作用する薬物だということは何度も 出てくるのに、ニコチンが依存性の薬物だということはたった一ヶ所にさりげなく 書いてあるだけなのだ。

その上、マウスの実験でアルコールを与えるとレバーを押すように訓練したマウスに ビールやをウォッカなどを与えると必ずレバーを押すと書いてある。 当たり前だろうが。これじゃあ実験の意味がないでしょう。 これに該当する本来ここに書かれるべき内容とは 「覚醒剤を与えるとレバーを押すように訓練したマウスに ニコチンを与えるとレバーを押す」という実験結果であるべきなのだ。 (ただしこの実験結果はニコチンが覚醒剤と同じ作用を持っているという 意味ではない。脳が認識する感覚が似ているということである)

タバコについて不当に避けているという点を除けば、まあまあの本。 タバコについて書かないなら、酒についても書かなければいいのに。

○小惑星がやってくる(向井正)

小惑星がやってくる【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

小惑星とか彗星とか太陽系の誕生とかの話。まあまあ面白かった。 どうも岩波科学ライブラリーが面白いと思ったのは、やはり、最初は興味のある 本から借りたからで、目につくものを片っ端から借りるというような読み方では それほど面白くないのかもしれない。むしろこの際、普段なら全く読まないような 本を借りてみようか。

2004年12月5日 (日)

○DVD鑑賞

イノセンスがどうもレンタルの安い日では借りられないので、 安い日じゃないのに借りて見る。いや、これはさすがに傑作。 しかし、これならいくらでも続編が作れるじゃないかとか、 ラストがまとまり過ぎていて物足りないとかいう気もする。

2004年12月6日 (月)

○女の由来(エレイン・モーガン)

女の由来【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

これはアクア説を世に広めた本として有名だが、読んでみるとむしろ 題名のとおりウーマンリブの本である。書かれた時代や論調を見ても、 フェミニズムというよりはウーマンリブという方が合っているように思う。

で、アクア説はエレイン・モーガンが提唱した訳ではないが、 この本でエレイン・モーガンがアクア説を支持するために言っていることは ほとんどたわごととしか思えない。もし、私がアクア説の本として この本を最初に読んだなら、アクア説は信じるに足りない説だと思っただろう。 (ちなみにいまちょっと手元にある利己的な遺伝子を読んでみたら、 以前は飛ばしすぎだと思ったドーキンスの言葉が極めてまともなものに見えた)

だが、やはりこの本でとても信じられないようなこと( 女性の膣の位置が変化したのは 浜辺に座っている時に砂に当って痛かったからだという)や、 進化論的な考え方に 反する展開があるにも拘らず、モーガンが引用しているアクア説の証拠は 信憑性が高いと思うのだ。引用じゃなくて作者の考えたことはもうかなりダメだけど。 もっとも「女性と子供」という章はまともで肯定出来る。 ただこの章は進化のことではなくて現在のことやヴィクトリア朝の頃のことしか 書かれていないのがその原因なのだが。

しかしまあ作者は人類は男だけでなく女もいると言っているが、この本の中で 作者が展開している論理はキリスト教徒(とユダヤ教徒もか)だけ、または、 白人だけに成り立つことが多いように思える。アクア説を知りたいなら、 この本ではなく、同じ作者ではあるがもっとずっとまともな 「人は海辺で進化した」か「進化の傷あと」を読むべきであろう。

ところで森下先生から「はだかの起源」を読むように言われたのだが、 残念ながら豊島区の図書館も、文京区の図書館も所蔵していないようである。 しかし、そういう要望があるということは、俺が馬鹿げたことを言っている 本を無茶苦茶にけなす日記を読みたいということであろうか。

2004年12月8日 (水)

○予約した

森下先生の日記を読んで「はだかの起原」を図書館に予約した。 「起原」はうちのソフトでは変換しない。っていうか、「種の起源」 っていうんだからあえて「起原」にした何か理由があるのだろうか。


ンクをする時は、YYYYMM[abc].html#DDに。(一桁は先行0をつける)
例<a href="http://www.hi-ho.ne.jp/taros/diary/200301a.html#01">