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未勝利日記

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2004年5月2日 (日)

▼へそ日記

連休中は院長診察はない。昨日は午後行ったら、前に見たことのある女性医師だった。 だれかに似ていると思ったら、笠木忍に似ているような。 看護婦は二番目にかわいい娘。

今日は、なんかおどおどした若い男性医師。尿膜管遺残なんて言葉も、 注射器に生理食塩水で薄めたイソジンを入れて、切開部から注入するなんて 処置にも面食らっている様子だった。 でも、処置は「痛くないですか?」とか聞きながら丁寧なもの。 「痛い」というと止めそうになるのがちょっと不安だが。 看護婦は世話好きなおばさん風。俺も人のことをおばさんと呼べる年ではないが。

◎犬は勘定に入れません(コニー・ウィリス)

犬は勘定に入れません【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

先日、バック・トゥ・ザ・フューチャーを見た時に、 あまり面白いとは思わなかったのであるが、どうも、 俺は男女の組合わせが変わることによって、 歴史が変わるという状況に、実感が持てないようである。 それは俺が運命的な恋愛をしたことがないせいかもしれず、 あるいは、そもそも歴史が変わるというフィクションに 実感が持てないからかも知れない。 日本では既に現実に歴史の書き換えが行われているのであり、 その方が俺には重大なことに思えるからである。 あるいは、親の組合わせが変わっても、 生まれるべき人は生まれてくるというような気もしていて、 親子の連続性を重要と感じていないからかも知れない。

とはいえ、作品自体は面白い。 これだけの厚さの本をほぼ二日で読んでしまったのだから、 損した気がするくらい一気に読んだということになる。 でも、俺にはやはり「航路」や「ドゥームズデイ・ブック」の方が おかしさという点でも上のように思える。 緊張した中でのドタバタの方が、よりおかしさが高まるというか。 一方、「涙なし」と訳者あとがきにはあるが、 俺にはほとんど泣けそうなポイントがあって、 それは最後の最後フィンチの謎が解ける所であるが、 そこで泣けるのは現代人というよりはむしろ この登場人物たちと同じ世界に生きる人間に近いからかも。

月長石は既読なのだが、なにしろ、 高校一年の時に級友から借りて読んだので、 もうほとんど覚えていないのであった。 そうそう、そんなんだったというくらいの記憶しかないのである。 あの時は、すごく分厚い本だと思ったが、 きっと今読むとたったこれだけの厚さしかなかったのかと驚くに違いない。

2004年5月3日 (月)

▼へそ日記

男性医師。なんか治ってきたらしい。切開したところは縫合するのかと思ったら、 自然にくっつくからそのままにしておくという。 看護婦は三番めくらいにかわいい娘。

しかし、帰ったらなんか熱っぽい。 こう毎日医者に通っていたら、かぜをうつされても不思議はないが。 とりあえず、寝る。明日のために、寝る。

2004年5月4日 (火)

▼へそ日記

今日の医者は「かゆいですか」とか言いながら、切開部のまわりを消毒しながら 丁寧に拭いてくれた、が、男性医師だった。 看護婦は五番目くらいにかわいい娘。というか、一体何人看護婦がいるんだこの病院。 たいして大きくもないのに、次から次へと見たことのない若い看護婦が出現する。 もしかして、流しの看護婦が混ざっているのか。

昨日熱っぽかったのは寝て起きて、弁当を喰ったら治った。

◎子宮の中のエイリアン(エレイン・モーガン)

子宮の中のエイリアン【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

図書館で借りた本。タイトルからなんとなく借りたのだが、なかなか良い。 が、この人、アクア説(水生類人猿説)の人なのであった。 アクア説は前に聞いたことがあったのだが、 とんでも説のひとつだろうぐらいにしか思っていなかったのである。 しかし、この本に関するかぎり、 エレイン・モーガンの言っていることは極めてまともである。 こりゃあ、アクア説もちゃんと勉強しなければならないな。 しかし、アクア説で気になるのは、なんで水から出たかということである。 そのまま、水の中で生活していれば良かったのに。 あ、今思いついた、絶滅期の海退が原因かも。 こりゃあ、説得力高いな、少なくとも俺に対しては。

エレイン・モーガンがどれくらいまともかというと、 俺の主観では、その論調から見るかぎり、ドーキンスの百倍信頼出来る。

って、いまちょっとネットを調査したら、 もしかして、アクア説ってもう常識なのか。 今まで疑っていた俺が古いってことか。 うむ、それに、やはり海辺より淡水系の方がありそうだな。

○さて

へそ周辺も治ってきたことだし、また小説書きを再開しないとならないな。 とは言え、へそ第二部がどうなるかわからないというのがやや問題だが。

2004年5月5日 (水)

▼へそ日記

今日は初めて見る女性医師。イソジンでちゃっちゃと拭いて終わり。 患部に当てるガーゼがこれまでの四分の一の大きさになった。 普通の絆創膏で止めるかと思ったら、スーパー絆創膏一枚で止めた。 看護婦は何度も顔を見ている気のいいおばちゃん。

帰りにカレーを食う。これまで、 刺激物はよくないかと思ってカレーは避けていたのだが、 もういいだろうということで。

○めーる

またもや、出してもいないメールのエラーリターンメールが大量に来るようになった。 そろそろメールアドレスを変更する頃合いだな。 って、hi-hoってメールアドレス変えるとhpのアドレスも変わっちまうのか。 いっそ、プロバイダも変えるか。

2004年5月6日 (木)

▼へそ日記

今日は男性医師。イソジンでちゃっちゃと拭いて終わり。 医者が診る前に看護婦がガーゼをはがすんだけど、その時、 「あら、ずいぶん、小さくなったわね」と切開部が治ってきている感想を言ったので、 これまでに登場したことのある看護婦らしいのだが、 あまり記憶に残っていない娘であった。

○めーる

せっかくだから、めーるあどれすを5〜10取得して、グループ別に使用するように しようと思うが、1個取得した時点で面倒になってくる。 しかし、せっかくメールアドレスを変更しても、1個ではすぐに同じ結果になる のは目に見えているので、頑張って取得せねば。

とりあえず、旧メールアドレス、つまりこのホームページのアドレスみたいな メールアドレスは受信停止中です。うう、ホームページに掲示するのはそれ専用に 1個のアドレスが必要だよなぁ。

2004年5月7日 (金)

▼へそ日記

今日は院長。だいぶよくなってきたねとか言われる、 が、やはり切開部をピンセットでつつかれる。 なんの意味があるの? つつき順位の確認なのか? しかし、これからは自分で消毒しなさいとか言われて、 次の通院は一週間後ということになる。 イソジンとゲンタシン軟膏を処方される。

看護婦は感じのいい女性。美人じゃないけど、かわいいというか、 でもロリっぽいわけではなく、うまく言えないのだが。 ぽっちゃりしているのもよい。

○夏姫春秋(宮城谷昌光)

図書館で借りた本。しかし、 うっかりこの日記を書く前に図書館に返してしまったので、人名、国名など、 もはや不明。でもおもしろかった。 しかし、いきなり近親相姦場面から始まるとは思わなかったよ。

2004年5月8日 (土)

▼へそ日記

自分で消毒。脱脂綿はあるんだけど、ピンセットがないので、 綿棒にイソジンをつけて、消毒してみる。 それから、バンドエイドにゲンタシンを塗ってから傷口に貼る。 うーむ、なんかうまく貼れていないようなとか思ったら、 真ん中が浮いて来てしまったので、もう一枚貼って押さえる。

○部屋を片づける

ええい、こんな部屋いらねぇと言って部屋を捨ててしまえば簡単なのだが、 そうもいかないので、地道に整理をするが、もちろん、全部は片づけない。

2004年5月9日 (日)

○人は海辺で進化した/進化の傷あと(エレイン・モーガン)

結局、両方とも「アクア説」の本なので言っていることはほとんど同じなのだが。 とりあえず、アクア説は正しそうだという気がする。

「人は海辺で進化した」にはアクア説の最初の提唱者アリスター・ハーディの 論文(?)が載っているのだが、これを読んだだけでは、 ちょっとアクア説は信じがたい。 「次週は未来のことについて書くことにしよう」って、 ニュー・サイエンティストっていう雑誌の名前も怪しいが、 次の週に未来のことについて書いたらしいアリスター・ ハーディも無茶苦茶怪しいぞ。 さいわい、「人は海辺で進化した」には未来のことは微塵も書かれていない。

エレイン・モーガンの方がハーディよりずっと優れたスポークスマンと言えよう。 唯一気になるのは、サバンナ説への反論で、「サバンナに進出した動物は多いが、 そんな方法を取っている動物は他にいないのである」 というような論が繰り返されることである。 しかし、ある問題を解決するのに他の種が取っていない 独特の方法で解決している生物は存在すると思う。 だから、ひとつひとつの点についてはその論法は正しいとはいえないと思う。 とはいえ、いくつもの点についてまったく独自の方法を人間が取るということは ありえそうもないので、 この論法も複数の点をまとめてみれば十分成り立つと思われる。

アクア説の根拠は他の動物との比較である。比較進化論とでもいうべきか。 進化論の主役は化石による研究であり、 最近は生化学的研究が台頭してきているのだが、 この比較という方法は、少なくとも人類進化の研究においては、 あまり使用されてこなかった方法のようだ。

俺がアクア説を信じるようになったのは、 ひとつの仮説で人類の特徴がほとんどすべて説明できるという点である。 特に無毛と皮下脂肪については、 この本の中で紹介されているサバンナ説による説明はたわごととしか思えない。 エレイン・モーガンが故意に変な説を取り上げたのでない限り、 まともな研究者が唱えるような説明とは思えない。 とはいえ、別のもっともらしい説明を俺が知っているわけでもないので、 たぶん、エレイン・モーガンが変な説を取り上げたわけではないのだろう。

しかし、この本で反論されているようにサバンナ説はかなりお粗末な説といえよう。 そして、ネオテニー説に至っては、 なんとエレイン・モーガンの名前も知らないうちから、 俺はネオテニー説をまったく考慮に値しない説だと思っていたのだ。 それも人類進化のネオテニー説だけでなく、 進化全般についてネオテニーという機構は存在しないと思っているのである。 (ただし、ネオテニーという現象は存在すると思う) これについては、エレイン・モーガンもアホロートルを 例にネオテニー説を紹介しているのだが、 そもそもアホロートルは種分化していないのである。 というか、遺伝子にも変化はないんじゃないの。 あれは単なる風土病だって。

しかしアクア説にも問題は感じられて、 まず、大問題なのが、水に入るという出来事と、 水から出るという出来事の二つの出来事を仮定しなければならないという点である。 これは大問題であろう。特に水から出るというのは、水が海だとしたら、 どこにでもあるから出る必要がないような気がするし。 エレイン・モーガンは内海が干上がったというように考えているようだが、 それだと状況を限定しすぎるのではという気がしないでもない。

それから問題というか俺の疑問だが、 どこまで水に入ったかという点である。ハーディは一日5時間程度水に入っただけで、 あとは陸で過ごしたのではないかと言っているが、 エレイン・モーガンは、はっきりとは書いていないものの、 もっと長時間、もしかしたら一日中と考えているのかも知れない。 というのは、モーガンの挙げている証拠の中には新生児の特徴や、 セックスに関するものがあり、 それが本当なら、セックスも出産も水中で行われたようだからである。 ふつうに考えると、 セックスや出産が水中になるのは水への適応の最終段階と思われる。 ふつうでない考えとしては、敵に襲われないようにとかいう理由で、 セックスや出産の時にわざわざ水に入ったということも考えられるが、 どうもこれはこじつけっぽい。 そして、そこまで水に適応していたら、 それだけ、再び陸上生活に適応するのが難しくなるはずである。

実のところ、俺がこの二冊を読んで思ったのは、 サバンナ説は正しくない(確信をもって)、 アクア説は正しそう(もうひとつ確信はもてない)、 ネオテニー説は正しくない(この本を読む前から絶大なる確信をもって)。

▼へそ日記

なんか、体がだるくて、昼間も寝ていた。 へそは見た感じでは再び膿を出しているというようなことはないようだが。 かぜをひいたのだろうか。

2004年5月10日 (月)

○アクア説

もしかしたら、人間のうんこの切れが悪いのも、水中生活の名残かもしれない。

▼へそ日記

本当によくなっているのか疑問に思うが、 少なくとも目に見えるところには膿は出ていない。

△ソフト修正

公開しているソフトのバグ報告があったので、修正。 が、unitテスト用のツールが、以前使ったものが見つからなくなっていて、 面倒なので中断。 ローカルディスクにないだけでなく、記録してあったurlがなくなっていんよ。


ンクをする時は、YYYYMM[abc].html#DDに。(一桁は先行0をつける)
例<a href="http://www.hi-ho.ne.jp/taros/diary/200301a.html#01">